通信制高校を進路選択肢として考える場合のメリットとデメリットについて、以下に5つずつ挙げます。
メリット
- 通信制高校では、自宅やオンライン上で学習ができるため、時間や場所に縛られずに学ぶことができます。自分のペースに合わせた柔軟な環境での学習が可能です。
- 教師との一対一の個別指導や、少人数クラスの授業が行われることがあります。
これにより、自分の質問や理解度に合わせたサポートを受けることができます。 - サッカーや他のスポーツに取り組むために、通信制高校を選ぶ場合、学習とスポーツの両立がしやすくなります。他の学校と違い、午前授業、午後練習の日があったり、
週のうち数日がまるっと１日練習日だったりします。
それにより練習や試合に集中する時間を確保できるため、アスリートを目指しスポーツに力を入れたい人にとって有効です。 - 通学せず自宅などで学習する場合、自主性や自己管理能力が求められます。自分自身でスケジュールを組み、課題や学習計画を進める必要があります。これにより、自己管理能力や自己責任の意識が高まる場合があります。
- 特定の環境に適した学習ができる場合があります。
たとえば、病気や障害を抱えている生徒や、勉強はそこそこに、芸術や音楽など他の活動に専念したい生徒にとって、通信制高校は適切な選択肢となる場合があります。
デメリット
- 、数日の登校日があるとはいえ、学校内での交流やグループ活動が全日通学の高校に比べ、
一般的な通信制高校は少ない場合がほとんどです。
学校での人間関係や社会性、コミュニケーションスキルの養成には制約が生じる可能性があります。
※大人数の交流が苦手でも、アルバイトや好きな習い事や趣味サークルなどに参加することによって補える要素は十分にあります。 - 通信制高校では、毎日夏休みのような生活が出来てしまいます。計画性を持って自主的に学習を進める必要がありますが、そのためには自己モチベーションを高く維持する必要があります。
ホームスクーリング環境では、モチベーションの低下や学習をさぼるリスクがあるかもしれません。
※最初は自分でスケジューリングをし、実行していくのは難しいかもしれません。学校で相談したりどんどん先生とコミュニケーションをとって有意義に過ごしましょう
また、サポート校というのも存在します。 - 定期試験や学力評価の方法が独特な場合があります。自宅での試験やオンラインテストなど、学力を適切に評価する方法に不安を感じることがあるかもしれません。
※学力を数値で測るだけではなく、取り組む姿勢も大事かと思います。自分が将来必要だなと思うことは真剣に取り組みましょう。 - 学校内での活動が少ないので、チームスポーツや文化活動の機会が限られる場合があります。
学校の施設やチーム活動に参加できないことで、交流や成長の機会が少なくなります。
※学校以外でも活動場所を見つけられるといいですね。
たとえば自分の好きな展示会などに参加したり、同じスポーツチームを応援する仲間と
一丸となって活動するのも少なからず成長の機会になるはずです。 - 通学が少ない環境なので健康、体力の低下は心配です。
通学では歩いたり、自転車に乗ったりと意識せず運動をしています。授業中椅子に座っていることも体力が付きます。自宅学習の場合、それらの時間が少なくなる場合があります。
※外に出ること、体を動かすことのルーティーンを決め、歯磨きをするように取り入れましょう。
市民体育館などを活用し、水泳などもおすすめです。自然と、社会との交流の場にもなります。
まとめ
我が家のように不登校の生徒以外にも、最初から通信制高校へという選択肢もあります。
自分の目標に向かって突き進む、勉強は必要な分だけにして、専門的なものの時間に割くには全日制へ進学するよりも時間の余裕ができますね。
通信制高校を選ぶ際には、個々の状況や目標に合わせてメリットとデメリットを考慮し、慎重に判断することが重要です。
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